保育士を目指していて、保育園で働きたいと思っていました。4年制の大学でじっくり学んだ中で、保育士資格は、いろいろな施設で働けることを知り、調べていく中で児童養護に興味を持ちました。実習では、発達支援系の施設へ行きました。
思春期の子どもたちの内面に寄り添いたい、いろいろな年代の子どもたちに接して、成長を感じたいという思いで、児童養護施設で働き始めました。

保育園は3か所見学、児童養護は聖友学園ともう1施設見学しました。聖友学園に決めたのは、率直に、園長の考えに共感し、ついていきたいと思えたからです。施設から幅広く社会とつながろうとしている姿勢も素晴らしいと思いました。

子どもたちの成長。成長の積み重ねを間近で見られることだと思っています。まだ1日が慌ただしく過ぎていくばかりですが、じっくり落ち着いて子どもの成長に向き合えるようになるといいなと思います。
先日、コミュニケーションが苦手で、意思疎通がうまくできなかった子どもに、言葉かけを工夫することで、言いたいことが伝わり心が通い始めた感覚がありました。嬉しかったです。

何をするにも焦ってしまって「これやらなきゃ、あれやらなきゃ」と焦りが子どもにも伝わってしまって、うまくいかないことも。先輩方が「大丈夫だよ」と声かけてくれます。自分からも積極的に先輩方に相談するようにしています。

学生時代1人暮らしで、家事をしていたことです。食事を作ること、洗濯、掃除など、生活を支えるため仕事としてやらなければいけない基本的なことが、自然に身についていたと思います。