聖友学園◇児童養護施設
聖友学園の理念
聖友学園のミッション
私たち聖友学園は児童育成のエキスパート”自信と誇りをもって
未来を見つめていける子ども”が育つ環境づくりを、地域社会とともに追及します。
聖友学園のビジョン
地域で育つ子どもたち それを見守る大人たち
ちょっと不安な子どもたち 子育てに一息つきたい大人たち
そんな誰もが立ちよれる “阿佐谷子育て支援基地”
聖友学園のバリュー(大切にする考え方)
~すべての人の人権を尊重します~
安心の場
ひとりひとりを大切に見つめ・共感し・受け止め、信頼関係の形成に努めることにより、子どもたちが大切にされているという実感をもち、安心して生活できるぬくもりのある空間づくりを目指します。
自立支援
子どもたちが年齢に応じた発達をとげ、社会・地域・家族の一員としての社会的自立ができるよう努めます。
家庭の抱える問題の解決に努力する保護者を応援し、ともに歩みます。
専門性と組織力
日々、子どもたちから学び、かつ専門性を追求し資質の向上をはかります。また、職場内のチームワークを高め、プラスαの支援力の発揮に努めます。
子育て支援
地域におけるネットワークを大切にし、気軽に足を運んでもらえるよう努め、子育てを楽しめるよう地域の方々とともに考えていきます。
聖友学園の施設概要
本園園舎 | 1 管理棟 (1)事務室 (2)園長室 (3)面会室 (4)栄養事務室 (5)調理室 (6)ホール (7)学習室 (8)学習室2 (9)指導室 (10)静養室 (11)自立訓練室 (12)アフターケア室 (13)職員休憩室 2 生活棟 (1)サボテンホーム (定員6名 小規模グループケア) (2)トレニアホーム (定員8名) (3)メロディホーム (定員8名 小規模グループケア) (4)たいようホーム (定員10名) |
分園 | けやきホーム (定員6名 施設分園型グループホーム) 茜ホーム (定員6名 施設分園型グループホーム) ひまわりホーム (定員6名 小規模クループケア地域型ホーム) オレンジホーム (定員6名 地域小規模児童養護施設) |
定員 | 56名 ●本体施設 50名 本園 施設分園型グループホーム 小規模グループケア地域型ホーム ●地域小規模児童養護施設 6名 |
職員構成 | 園長、嘱託医、事務員、保育士、児童指導員、栄養士、調理員、家庭支援専門相談員、自立支援コーディネーター、心理士(精神科医、心理療法担当、治療指導員) |
聖友学園の取り組み
ボランティア活動
学園には多くのボランティアさんに活動していただいています。定期的に来て頂いたり、通ったりしています。
一人ひとりの個別の学習指導
高校受験や学力向上につながっています。子どもたちと楽しい会話も弾むようです。
保育
幼稚園就学前の子どもの保育、職員が会議をしている間の保育
楽しく遊んで、いろんなこといっぱい覚えていってくれています。
読み聞かせ
子どもたちに、本を読んで聞かせてもらったり、手遊びなども一緒にやってもらったり、楽しい時間を過ごさせてもらっています。
ピアノ
音符を覚えることから一緒にやってもらいます。きれいな音が聞こえてきます。
生花
フラワーアレンジメントできれいな花を生け、部屋が明るくなります。
空手
昇級試験や、大会にも出場させていただいています。
ダンス
ステップを教わったり、グループで踊ったり、楽しい時間を過ごしています。
パソコン
パソコンを使ってカレンダーやシールづくりなどを教えてもらい楽しく過ごしています。
子どもたちの一日
6:45 ~ | 起床、洗面 |
7:30 ~ | 朝食、片付け |
8:00 ~ | 登校・登園 |
10:00~ | 未就園児保育 |
12:00~ | 昼食 |
13:00~ | 未就園児昼寝、降園・下校、学習・宿題、翌日の準備 |
15:00~ | おやつ、趣味の活動、通塾、遊び、身の回りの片付け |
16:00~ | 幼児・小学生入浴 |
18:30~ | 夕食、片付け、学習 |
20:00~ | 幼児就寝 |
21:00~ | 小学生就寝、中学生以上入浴 |
22:00~ | 中学生就寝 |
23:00~ | 高校生就寝 |
基本生活
この日課を基本として、8つのホーム単位で生活しています。
朝食
本園の朝食は、ホームの担当職員がホームで作ります。包丁の音やご飯の炊ける匂いで目を覚まします。
未就園児保育
幼稚園に通う前の2歳児は、園内で保育します。
学習
小学生は全体で公文教育を取り入れています。地域の学習塾に通ったり、ボランティアによるマンツーマンの指導をお願いしたりしています。
趣味活動
ボランティアにお願いし、フラワーアレンジメントやパソコン操作を教えてもらっています。
団欒
年間行事
日本の伝統的な季節の社会行事を伝え、子どもの成長をみんなでお祝いしています。また、3つの大きな学園行事の実施に向けて、職員と児童が協力し合って準備を進めていきます。
4月 | 小学校、中学校、高校の入学、幼稚園の入園のお祝い |
5月 | 端午の節句 |
6月 | |
7月 | 七夕 |
8月 | お楽しみ会 |
9月 | お月見 |
10月 | |
11月 | 七五三 |
12月 | クリスマス会 ゆず湯 餅つき |
1月 | お正月 七草 鏡開き |
2月 | 節分 |
3月 | ひな祭り お別れ会 |
◆お楽しみ会
地域の皆様やお友だちとの交流と、日頃お世話になっている皆様へ感謝を伝えるお祭りとして、毎年8月26日に催しています。
ゲームコーナーや、たこ焼き、かき氷などの模擬店を子どもたちも担当し、夏の最後の夜を楽しく過ごしています。
◆クリスマス会
各ホームも職員もいろいろと工夫を凝らし、練習を重ね、出し物を披露します。調理職員もパーティーの食事に腕を揮います。
◆お別れ会
社会へと巣立っていく子どもたちをお祝いし、応援します。
子どもの生活 Q&A
学校はどうなりますか
聖友学園の子どもたちは、生活しているホームの近くの小学校中学校に通っています。小学校に行く前の子どもたちも、3才(年少さん)から幼稚園に行っています。
かぞくと会えますか
相談しながら家族と会うことも、お泊りもできます。GW・夏休み・冬休みには、長いお泊りにも行けます。
おこづかいはもらえますか
毎月おこづかいがもらえます。使いかたはいろいろですが、ためたり、好きなものを買いに行ったりできます。
お買い物に行くことはできますか
洋服を買いに行ったり、おこづかいで買い物に行ったりできます。
遊びに行くことはできますか
もちろん行けます。外に遊びに行くことができます。お友だちの家に遊びに行くこともできます。ただし、学校の決まりを守ってください。
友だちは学園に呼べますか
呼べます。ただし、集団生活なのでホームの約束事に従ってください。
ならいごとはできますか
ボランティアの先生にきてもらっています。ピアノ、ダンス、生け花(フラワーアレンジメント)、パソコンなどなど・・・好きな活動に参加できます。地域のスポーツクラブに参加することもできます。どれができるか、ちゃんと続けられるかなど、相談して決めます。
べんきょうはどうしていますか
小学校から公文学習をしています。必要に応じて塾や、ボランティアさんによる家庭教師もお願いすることができます。学校の宿題などわからないところはホームの職員と一緒にがんばります。
おでかけの行事はありますか
ホームのみんなと職員で考えておでかけします。日帰りやお泊りなど、みんなが行きたいところを一緒に考えます。バーベキューや遊園地やキャンプなど、どこに行くかいつもドキドキ・わくわくです!
他に行事はありますか
季節の行事の他に、誕生日にはホームのみんなでお誕生日会をしてお祝いします。夕食に好きなメニューをリクエストすることができて、ケーキやプレゼントもあります。
アルバイトはできますか
高校生はアルバイトをすることができます。ホームの職員と 相談しながら 、将来の自立に向けてどんなアルバイトをするか決めています。
携帯電話を持つことはできますか
高校生は持つことができます。ホームの職員と相談して決めたルール(毎月の使用料金をお小遣いから払うなど)を守って使えます。
進路はどうやって決めていますか
高校進学や高校卒業後の進路は、子どもの希望を聞いて、家族とも職員とも相談して決めます。卒園生には高校を卒業してすぐに社会に出て働いている人や、大学や専門学校を目指して勉強をし進学した人もいます。高校卒業後の進学費用については奨学金制度も利用できます。また、卒園後のために必要に応じて一人暮らしの体験や、職業体験も行っています。